◆久々のバイト。2連勤。
怒濤の混み具合。不況はどこへやら。
事務所も混み混みで、ロッカールームで在庫書類におぼれてお昼ご飯を食べる。
茶色いボール紙に包まれた書類が山積みだ。よくよく見ると、どれも表に「カラパン」と書いてある。
え、カラーパンツ?
なに、ロッカーにカラーパンツが山積みな状況って。
しかしそれは何のこと無い、「カラーパンフレット」だった。
なんでも略せば良いと思ってる世の中に絶望した。
◆私はとてもトンマで間抜けなのだ。
昨日今日は甲子園が本当に熱闘なのに、雀の涙ほどしか休憩のないバイトをいれたのだ。
「熱闘甲子園ってさあ、最初「熱湯」かなって思うよねえ」と、3日前甲子園マニアの純哉さんに言ったら、「アホちゃうか」と言われたな。ちなみに純哉さんは「甲子園焼け」している。
しかし智弁も帝京も花巻東も、私が応援してるとこはみんな負けた。
中京の打線といったら!!やっぱり今年は中京なのかしら。
◆ロッカーでこそこそ試合状況を確認をする。
受付に戻って、チーフに
「菊池だめっぽいです!!」
と思わず大声で言ったら、事務所にいた菊池部長と目があった。
◆結局2日続けて残業をした。
日が短くなって、すっかり暗くなった夕方、自動ドアのガラスに映る自分の姿をふと見る。
紺のタイトスカートに紺のベストにピンクのシャツにピンクのスカーフ。
なんという制服だろう。
夕暮れのサイレンを合図に、私、悔恨にまみれて泣きながら砂をかき集める。