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name : me what?
sex :F

運命で、生きてる人。
Traveled
インドネシア・台湾・韓国・中国(上海)・フランス・フィンランド・エストニア・マルタ共和国・アメリカ(ワシントン(シアトル,タコマ),オレゴン,カリフォルニア,NYC,ボストン,ハワイ×2)
The cat



name : ニコラス
love :変装と料理

「ウオノメにタタリメ!」
Movie
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◆Airan Kang(姜愛蘭)
“古今東西の本をオブジェ化した”Lighting Book(光る本)”を用い時空を越えた崇高な場を創り出す"Digital Book Project"で知られる韓国を代表するアーティスト”

◆室内に足を踏み入れると、薄暗い空間にピカピカ光る本が置いてあって、
背表紙に触れると本から朗読する声が聞こえたり、
本のイメージが大きなスクリーンに映し出されたりする。

「人々の知的好奇心に働きかける作品。」と、オーナーさんが説明してくれた。


本から聞こえてくる「内容」は、
なんだか著者と時空を超えて繋がっている気にさせる。
でも、本の中に入ったようで、入ってなくて、
ただ私は本を見つめるだけだった気もする。

◆私の家には数えきれない本がある。
一時、本で家が埋め尽くされて、レンタルロッカーでも間に合わず、
本で家が占拠されるという限界を迎えたこともあるほどだ。
私は本とともに生活しているくせに、家にある本をすべて読んだことがない。
恐らく一生かかっても、全部の本は読めないし、読まないだろう。
家にある本すらすべて読めない。のに。

この世にはどれだけ本があるのだろう。

本との出会いは、人とのそれに少し、似ている。

暗闇に浮かぶ、自ら光をまとって、自己主張をする本は、世界中の本のなかの「一冊」であり、「世界中の本」であったのではないだろうか。


◆本と人の新しいインタラクション?もしくは「関係」が提示されて、
本の可能性と、本が孕む色んな意味を見直す機会を得られる作品だった。


図書館にあったら素敵!かもにゃ。

「鏡−ユートピアとヘテロピアの間」
eN arts
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京都アートレポ②MOMAK−新書を添えて HOME これでおしまい