最近の私の英語の先生は、日本に3年ほど住んでいたことがあるそうで、すごく親日的でお茶目な女性である。小柄でブロンドのかわいらしい人。(しかし年齢不詳)
彼女と私は度々、東京とnyのファッションの違いについて議論する。
その時決まって彼女は、日本の服の方がもっとカラフルでデザインも多彩で、こっちはみんな黒黒黒・・・とこぼす。
それに私はこっちの服はシンプルだよねと補う。
彼女はたいていはっきりした色(例えば黒とかボルドーとか)のセーターを着ていて、例によって今日も黒いタートルネックのセーターにチャコールグレーのスカートというシックな出で立ちだった。
しかしいつもと違ったのは、手首に緑のビーズで構成されたブレスレットをしていたのだ。
爬虫類の卵のように連なるそれは、小学生の頃に好んで付けていた簡易数珠を髣髴させた。しかし彼女のはめていたそれには、幸運を呼ぶシャムロックが―――――
そう、なにを隠そう今日はセントパトリックの命日だったのだ!
昨年の12月にアイリッシュなイベントをやったばっかりに、初めてみるのに懐かしい。
アイリッシュパブからは昼間から賑やかな声が漏れ、
5番街には
おもちゃの兵隊がバグバイプを鳴らして行進。
レプリコーンもあらわれて、
ディズニーよろしく。
要するに今日は、こっちはみんな緑緑緑・・・で、私だけ全身黒だった。
あれえ?(@_@)
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