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name : me what?
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運命で、生きてる人。
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The cat



name : ニコラス
love :変装と料理

「ウオノメにタタリメ!」
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今日は朝から雲行きが怪しく、間もなくしとしとと雨が降りだした。

ここにきて初めてバスに乗ってみる。

雨といえども日曜日なので外出する人は多く、ちょっと混み合う車内を不安げに見回しながら、ケージの中で灰色の猫が英語でミャアと鳴いた。



あまり遠出はせずに、比較的距離の近い美術館を二件まわった。

まずはヘンリー・フリックという大金持ちのプライベートミュージアム。

かつては彼のおうちだったって、ベルサイユ宮殿ばりの豪華さに目を剥く。ひゃー
しかも超希少価値なフェルメールの作品を3点も持っていらっしゃる。ひゃー

お金持ちでいかにも豪華趣味っていうのは、何だか嫌味な感じがするけれど、なぜか彼のおうちはそういうのが感じられずに、しあわせな気持ちになれる場所だった。
気持ちのいい笑みをたたえた肖像画たちに囲まれているからか、それとも彼のセレクトセンスがいいからか。どっちもかなあ。

好きな絵を沢山集めて飾ってその中で生活するのは本当に至福であると思う。

持ち主のしあわせを分けてもらえる、そんな素敵な美術館だった。


二件目は

アジアソサエティ。

主に浮世絵を見た。
日本でもなかなか本物は見られないような名作だらけで刷りも保存状態もかなりいい。
他の美術館でもずいぶん日本美術の素晴らしいものを見たけれど、こんなふうに沢山日本のいい作品を今見られるのも、かつてアメリカの富豪たちが好き好んで買っておいてくれたおかげなんだと思うと、感謝しなければいけないなぁ。


ありがとうお金持ち。
いままでも、そしてこれからも(?)




余談。

すごく大きい美術館のフードコートは全く落ち着かないが、ばかに大きいわけではない美術館のカフェやレストランはちょっとゆっくりするには丁度いい。
日本にももっとミュージアムカフェを作って!


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