伯父さんは外資系の自動車会社に勤めていて、しょっちゅう海外に出張しているので、日本にいても一年に何回も会わない人なだけに、海を越えて一緒に食事するなんてことがましてあるなんて思いもよらなかった。
世界中を飛び回る人の話はすごく新鮮でそれはもうわくわくするものであったが、「仕事で」というのは思った以上に大変なことであった。
「この風景もね、慣れちゃうと歌舞伎町のそれと何ら変わらないよ。」
そう言いはなった彼の顔からは、いますぐホテルに帰って休みたい!
ということが明らかに伺えたのだった。
おつかれさまです。
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