◆バイト中に我思う。
女はキッチンの大きさで夫の愛をはかってるんじゃないかって。
日記。
◆【嬉しい】
阿佐ヶ谷にあるJunkoの家に行く。
コンクリ打ちっぱなしのお洒落なマンション。
Junkoの部屋は、ちょっとだけエスニックで大人可愛い素敵な部屋だった。
さりげないブラビアと、飾らない愛妻号22。
キッチンの茶葉はジャスミン。
私はお掃除があんまり得意じゃないから、お料理をあんまりしないJunkoと足して2で割ったらパーフェクトな奥さまになる。
◆お昼に二人でみつけたカフェは、イタリア語でフレッシュを意味する名前のお店。
きっと勉強をしたらものすごくはかどりそうな落ち着いた雰囲気で、
たぶんJunkoは「常連さん」になると思った。
彼女は常連になることを恥じているきらいがあるそうだから、面白い。
◆【愉しい】
午後、学校に行く。
Rayちゃんが服に不釣り合いな緑のビニールバッグを持ってさまよっている。
何かと思えば使い込んだ学費を埋め合わせるために、手塚治虫のレア漫画(しかも人の遺品)を売るとかで、中野に査定しに行ったらしい。
がってむ。がっこうは、たのしいなあ。
◆4限は面白い授業のはずなのに、先生の声が蚊みたいで、とても悲しい。
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