Asamiちゃんのご招待(ご紹介?)で、舞台を観に行く。
音楽朗読劇 ヒプナゴギア
◆主人公のピアニストが、夢の中の少女に恋をするお話。
物語は夢見る主人公と、超絶リアリストな親友とのやりとりで進行する。
シックで幻想的で、でもちゃんと人間臭さがあるすてきな脚本。
◆ピアノとヒューマンビートボックスの「音」と朗読の声だけなのに、ふわっと夢の世界が広がって。耳で感じるドラマも捨てたもんじゃない。
声って何気に一番心に響くものなのだ。
現に私は電話をしていて、恋に落ちたことがある。
(私は山ちゃんの真正面で、スパイク様の声を堪能した。
あとでもっちーに自慢した。)
◆Asamiちゃん曰く、すごーーーく高いピアノは、ホンキートンクっぽくて(たぶん調律を狂わせてるんだと思う)すぐにクラシカルなバーを彷彿させた。
細かい演出がキラリとひかる、ちょっとお洒落な舞台だった。
私も夢で能力を授かりたいし、恋をしたいのに、
いつもみるのはコンビニでクマンバチに刺されたり、エスカレーターを永遠に滑り降りたりするくだらない夢ばっかりだ。
夢と現実とがはっきりしないと言ったのは荘子。
もしも今が夢ならば、しばらく眠っていたいものだ。
クマンバチは、猛烈に痛い。
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