真夏のゴヤ祭りを開催してみた。
『裸のマハ』監督: ビガス・ルナ
【ストーリー】
1802年7月、スペイン宮廷は、時の王妃マリア・ルイーサが絶大なる権カを誇っていたが、その一方で、名家の出身で美人の誉れ高いカイエターナ、アルバ公爵夫人が社交界の華として、王妃に勝るとも劣らない権勢を欲しいままにしていた。今まさに女盛りのアルバ公爵夫人は、野心家の総理大臣マヌエル・デ・ゴドイの愛人として享楽的な日々を過ごす一方、宮廷画家フランシスコ・ゴヤとも親密な関係を結んでいた。しかしある朝、アルバ公爵夫人は、謎の死を遂げる。ゴヤは、事の真相を追求することを決意するが…。
【レビュー】
もうちょっとドロッドロなメロドラマ要素が欲しかった。
感情がもうちょっと深く描写されてたらなあ。
何だかあっけなく見終わってしまった。
しかしペネロペはどこでもペネロペだな。
二本目。
『宮廷画家ゴヤは見た』監督:ミロス・フォアマン
【ストーリー】
18世紀末スペイン、ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。ある日、彼のミューズであるイネス(ナタリー・ポートマン)が、ロレンソ神父(ハビエル・バルデム)が指揮する異端審問所にとらわれてしまう。そして彼女を救おうとしたゴヤが見たものとは……。
【レビュー】
絵画とドラマのバランスが絶妙!
ストーリーにかなりクセがあって面白かった。
去年マルタで
イムディーナ地下牢獄に行った時に見たのと異端審問所の牢獄(?)での拷問シーンが全く同じで、それがすごっく怖かった。(イムディーナダンジョンは本当に牢獄だった場所を拷問の歴史展示に使っているのだ!)
もう二度と行けない。
ペネロペはペネロペだったけれど、ナタリーはがらりと変貌した。
その激変ぶりはほんとに驚愕もの。
今のところスカーレットとナタリーとキーナが中世女優のスリートップじゃの。
『ブーリン家の姉妹』のレンタルが始まったけど、あれも相当面白いぞよ。
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