◆ママ君と共に、「
忘れえぬロシア」@bunkamuraをみてきた。
上品な金のレースがあしらわれたフライヤーが素敵だったのでちょっと惹かれていたら、
なんとまあこの度、月額300円のアート情報サイトの懸賞でチケットが当たったのだ。(してやったり!)
◆ロシア絵画はよく知らなくって、ロシアといったら縁取り過剰なザ・前衛ポスター!みたいなのしか浮かばなかったので、高貴で繊細なロシアの印象派絵画は意外だった。
優等生な感じが私は好きだ。
ママ君はツルゲーネフの肖像画をえらく気に入っていた。
◆
そういえば、この美術展のアイコンになっている、イワン・クラムスコイの「忘れえぬ女」は、実は原題は「見知らぬ女」だったそうだ。
確かに「忘れえぬ女」の方がドラマチックな名前だけれど、「忘れえぬ」と「見知らぬ」じゃ、結構文脈が変わると思う。
欧米では「Portrait of a Woman」と呼ばれているらしいから、「忘れえぬ」のほうがよっぽどいいけど、彼女も不本意だろうにの。
なんだか可哀想なので、今回特別に、私の中の「ショーゲキ!大胆な訳ランキング」の50位入賞を贈呈することにした。
ちなみに上位には、
ビートルズの「A Hard Days Night」(邦題「ビートルズがやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!」)とか、
ディズニードラマの「That's so Raven」(邦題「レイブン見えちゃってチョー大変!」)とかがエントリーしている。
結構名誉なことだと思んですが、どうでしょう、 マダム。
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