◆え?梅雨あけてないの?
まずくない?
◆「夏休み」という甘酸っぱい響きを噛み締めながら、
卒論の相談に学校に行く。
ばっちりオープンキャンパスとかぶった。
平成ジャンプ襲来に負けそうになる。
最近じゃ、高校1年生から大学巡りをして、情報収集をするという。
よく考えたら6つ(7つ?)も年が下なのだ。
末恐ろしや。
校内をうろうろしていたら、サークルで学校に来ていたとおぼしき後輩に
「何やってんすか(笑)」と声をかけられた。
◆私は「体臭文化論」という、ギャグ要素満載の卒論を書く予定である。
以前構想を提出したとき、先生はちらっと題目を見るなり、吹いた。
——しめた と思った。
んーでもやっぱり真面目に取り組みなさいって怒られるかな、と思ったけれど、意外にも先生はノリノリで相談にのってくだすった。
無臭化と芳香化の関係を、冷静と情熱の間よろしく明らかにしようと思う。
取りあえずこの夏は、大宅壮一文庫かどこかで体臭のネガティブイメージを抽出したり、
デオドラント広告を分析したり・・・まあそれなりに研究する。
恐らく今までで一番楽しい夏休みの自由研究になるだろう。
◆先生との話は1時間で終わり、その後は図書館で2時間ほど先行研究のリサーチをするも、
高校生の不思議そうな視線に耐えられず、4時前に学校を出る。
その足でなぜか伊勢丹へ。
また
服を
買ってしまった。
しかもまさかのフルコーディネート。
◆後輩の「何やってんすか(笑)」が、頭の中で妙に響いた。