2泊3日で軽井沢に、ゼミの合宿に行って来た。
◆屠殺のビデオとか、尾崎豊のビデオとかを観た。
8割は食べ物のビデオを観ていたのだけれど、単一食物でギリギリの食生活を強いられている民族を映して、「ほら、私たちってこんなに恵まれているのよ。感謝して食べなきゃだめよ。」といいたい制作者があんまり好きじゃなくて、先生が持って来た、吉祥寺にあるドイツパン屋の100%ライ麦パンと、羊の乳のチーズをむしゃむしゃ食べながら、おいしいワインのことを考えていた。
◆夜のゼミが終わった後に、女の子だけで部屋に集まって、哲学と美少年の話をした。
Rinちゃんが教えてくれた、おじさんが美少年を口説く話(自分に盲目な人よりも、そこそこ好きって言う人と恋愛したほうが幸せになれるのだという話をして、色んなおじさんに口説かれている美少年を落とすみたいな話)が鳥肌もので面白かった。
学がある人ってどんな時代も結構やばい。
◆尾崎豊については、どうして早く死んだロックスターは神様扱いされるのか、というテーマだった。
早く死んだ方が、残された我々が後の人生をあれこれ連想できるからだと先生はおっしゃった。
普通のおじさんになっちゃうとだめなんだって。
綺麗な思い出は冷凍保存したいものである。
◆そういえば先生は卒論について何も触れなかったなあ。
そういう私も夏中に卒論について何も触れなかったなあ。
山の天気はころころと変わり、3日目には雨が降り、薄着の私の両肩はぶるぶると震えるのであった。
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