ロウワーマンハッタンに行ったことがなかったのでメトロに乗ってぐぐっと下る。
ウォールst.で下車。
風がものすごく強い。
女神の形だけ確認。
あまりに寒かったのでインディアン博物館に非難。
建物はゴージャスなヨーロピアンなのに展示物はインディアン。そうゆうのはこだわらないらしい。
本当の土着民はほとんどいない移民国家ならではなのかなあ。
プエルトリコのモノクロ写真が素敵だった。
実にここはジューサーの中みたいだ。
後から後からいろんなものが次々投入されてぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるかき回されてきた国。数百年たってだいぶベースができてきて、それでも絶えずちょっとずつ新しいものが加えられて、テイストが変化する。
人を束ねるのは宗教のようなものであったり、
それこそ感情であったり。
今日最後に訪れたWTCの跡地は、よそ者の私でさえもすごく悲しい気持ちにさせた。
目を閉じると瞼が震えた。
いつまでも耳に残る、ホームレスの男性が奏でるフルートのさびしいメロディラインが、地球の代表を気取っている人たちにも届けばいいのに。
世界の価値観もちょっとだけ、ジューサーにかけられたらいいのにね。
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