父の実家に父と帰省。
私はつくづく嵐を呼ぶ体質らしい。
外では雪に成りきれないじゅくじゅくした水のかたまりが、30°の角度をなして空から落ちてくる。寧ろ空じゃないところから降ってくる。
飛行機で考え事をしようと思ってたのに、昨日見た「π」って映画の、主人公が発作を起こしてとち狂うシーンのカメラワークばりに機体がぶれたせいで、考えなきゃいけなかった事たちはどろどろのミックスジュースになってしまった。
ひどいカオスだ。
それに大音量のborn slippyが荷担し、こめかみ辺りの血管がどくどくと波打って、終にはバーンと弾けてバラバラになってしまいそうになった。
それでふらふらになりながらバスに乗ったら、祖母の家がある松江市内に入った途端、ウォータージュレの大戦争。
なんて仕打だろう。
大きなイベントがある日や私の行く先々は、いつも天気に恵まれない。
憎むべき嵐体質だ。
もう夜中の1時を回ったが、さっきから強風で、窓はがたがた叫ぶし、終に家まで震えはじめた。
このまま2007年が、吹き飛んでしまいそうだ。
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