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「ウオノメにタタリメ!」
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「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~」に行く。

◆平日の午前中だし、たいして混んでないだろうと思っていたら、読みを誤った。上野を甘くみてはいけない。
美術館に着いてみれば年配の女性で溢れかえっていて、入場までに40分。押し合いへしあいの中、なんとかすべての作品を見て回ったが、ちゃんと作品に向き合う余裕はなかった。
絵よりも人出の多さに圧倒される。笑


◆この展覧会は順路や展示設計があまり優秀でなかった。スペースの限界があるから、仕様がないことだけど、もう少し工夫すればうまく回転するだろう。
すし詰めの鑑賞は、なんとも味気ないものだった。
これだけ混むなら動く歩道を採用したらいいと思う。

私も含め、みんなミーハーじゃ。

◆芸術鑑賞に関心が高いことは本当に良いことだ。だけど日本人は嗜好がまだちょっと偏っているかなあと、直立井戸端会議を聞いて思う。
知識だけじゃなくて、「自分がその絵から何を感じるか」ということも大事にしてほしい。
そうすれば、日本のアートシーンの幅を広げられるし、芸術鑑賞のメリットも享受できる。


◆しかしフェルメールをはじめとしたデルフトの画家たちの絵は、家庭愛と日常のユーモラスなシーンを、高貴ぶらない独特のタッチで巧みに描きだしていて、素敵な気持ちにさせてくれた。
巧みな構図で空間や建築物を描く様も、圧巻だ。
オランダ行ってみたい。


◆さてこれでフェルメールは新たに5作品みたから、踏破済みは

恋文
レースを編む女
天文学者
信仰の寓意
リュートを調弦する女
眠る女
水差しを持つ女
少女
婦人と召使
中断された音楽の稽古
兵士と笑う娘
マルタとマリアの家のキリスト
ディアナとニンフたち
小路
ワイングラスを持つ娘
手紙を書く婦人と召使
ヴァージナルの前に座る若い女

ここまでくると全部みたくなっちゃう。
36作品、死ぬまでに踏破できるかな。

◆フェルメールに関しては、ダリの『フェルメールの<レースを編む女>に関する偏執狂的=批判的習作』と、スカーレット・ヨハンソン主演の『真珠の耳飾りの少女』もいとをかし。
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